お盆が過ぎても相変わらずの暑さです。
連日35℃超えの厳しすぎる残暑の中、
それでも若干セミの声が下火になってきているような気がします。
生涯を終えた沈黙の姿を道端で見かけることも増えてきました。
季節は移ろい、そこに生きる小さな命も入れ替わっていきます。
暑さがやわらぐのはまだ先のようですが、
日は着実に短くなってきています。
9月のカレンダーは夏から秋へと変化した風景にスポットを当てました。
まず使用する新聞を選び、いつものように切っていきます。
見本を見ながら台紙に貼って……
郷愁誘う秋の風景が出来上がりました。
セミに替わって赤トンボ、ヒマワリに替わってススキがお目見えです。
二十四節気ではちょうど今が処暑の候、
暑さが和らいで台風シーズンになる頃とされています。
暑さが和らいだとは言えませんが、
台風は熱帯低気圧に変わった12号が九州に雨を降らせていて、
さらなる大雨が心配されています。
記録的な豪雨に頻繁に見舞われる昨今、
穏やかで爽やかな秋晴れが待ち望まれてなりません。